奈洲語講座　読み書き　子音・発音

奈洲語には、以下の子音があります。

語尾（連語含む）に「u」が表記上に来る場合、「u」は発音しなくても良いことになっています。その場合は、最後の子音のみを発音します。
漢字語の場合、その漢字の発音が子音で終わる場合は、語中の場合はその子音を発音しません。ただしその場合は、母音が長母音に変化します。
it［一］→ï【/iː/】
子音が続く場合は前の子音は促音便（「っ」）化し、後ろの子音を発音します。
batkasigwi（不思議な）［不可思議］〈形容詞〉【[ˈbʌk̚.kʌ.si.ɡwi], [ˈbʌk̚.kʌ.si.ɡi], /ˈbak.ka.si.ɡwi/】

主語とは少し離れますが、固有名詞というものがあります。固有名詞とは、人名や国名など特定のものの名前のことを指します。
奈洲語では、文頭のほか、次のものは大文字で書き始めなければいけません。

特定語とは、大文字始まりかどうかで意味が変わる単語のことを指します。

強勢とは、強く読む部分のことを指します。奈洲語の強勢は基本的に単語の第一音節に来ます。
促音便化している音節、「n」で終わる音節は、その音節に強勢が来ます。

demokuratikke（民主主義の）〈形容詞〉【/demo.kuɾa.ˈtik̚ke̞/】
yumyoun（有名な）［有名］〈形容詞〉【/jɯ.ˈmjo͜ɯn/】

特定語は、アクセント位置が第二音節に移動します。

šyusitsi【/ˈzju.si.tsi/】（法律）→Šyusitsi【/zju.ˈsi.tsi/】（憲法）

次の単語を発音してみましょう。